リスクとリターンをお金を貸す立場で考える(第338回)
当然の流れかもしれません。
以下引用
貸金業規制 緩和を検討
政府は2日、消費者金融など貸金業者への規制の見直しに着手する方針を固めた。
金融危機や貸金業者の倒産の影響で中小零細業者の資金繰りが悪化しているため、
規制緩和の方向で検討する。来年6月に完全施行が予定される改正貸金業法の凍結や
再改正も視野に入れており、金融庁、消費者庁、法務省など関係省庁の政務三役で
構成する検討会議を月内にも設置する。
同法が完全に施行されると、「総量規制」により融資は利用者の年収の3分の1まで
に抑えられ、貸出上限金利は現行の29・2%から20・0%に引き下げられる。
金融庁によると、2008年3月末に9115社(道内336社)だった貸金業者の数は、
09年9月末は4909社(同155社)に激減。完全施行に備え、審査を厳格化している
業者もあり、中小零細企業向けの融資に深刻な影響が出ているとの指摘もある。
このため検討会議では、完全施行した場合に事業への影響がどれだけ出るか精査し、
金利の設定に特例を設ける激変緩和措置の導入などを議論する。
引用終わり
このニュース、
『金利を30%近くとらないとお金を貸せなかった相手に
20%の金利までで貸せ』
と言ったら、どう考えても、その人にお金を貸せなく
なることが施行前から誰でもわかる話でした。
現実のリスクとリターンの関係をわからない人達が
『高い金利だと借りるほうは大変だろうから
金利を下げよう』
とでも考えたのだと思います。
それと、これによって一番儲けたのは弁護士なので、
法曹界の後押しも強かったのだと思います。
デフォルトのリスクの高い相手には
高いリスクプレミアムを見込むのは
当然のことです。
ここ数日、日本国債が売れないという
記事が掲載されています。
これも、日本国債の金利がリスクに
見合わなくなってきているといえます。
『リスクをとる時は、見合ったリターンが必要です。
逆に、見合ったリスクをとらないとリターンもありません。』




